看護師の方にとっても、転職するというのは一世一代の大勝負ですよね。ですから、転職しようと思っても、そこから長らく迷ってしまう方も多いはず。
そうして迷うことは間違いではありません。でも、いつまでも迷っているわけにはいかないですよね。そこでここでは、看護師転職をするかどうか迷う時に考えるべき3つの事について紹介していきたいと思います。
1.ポジティブな転職かネガティブな転職か考える
まず、その転職がポジティブな転職なのかポジティブな転職なのかということについて考えてみると良いでしょう。ポジティブな転職とはたとえば、
・自分のスキルをもっと磨けるところへいきたい
・もっといろいろな種類の仕事がしたい
・もっと多くの患者さんの対応をしたい
等の理由が挙げられますね。もしこういうポジティブな理由の転職であれば、そういう条件を見たせる職場を探して、そのまま転職してしまっても後悔することはないでしょう。
一つのポジティブな目的を満たすことができれば、ある程度のデメリット等は我慢できますから。反対にネガティブな理由の転職の場合、まだ踏みとどまった方が良いかもしれません。
ネガティブな理由とはたとえば、
・人間関係がうまくいかない
・仕事へのモチベーションが上がらない
・病院の雰囲気がイヤ
などという理由ですね。転職理由がこういうものの場合は、以下の事を考えてみてください。
2.自分の行動や考え方で改善出来ないか考える
もし、転職したいと思った理由がネガティブなモノだったりした場合、それは、自分がどのように行動したりしても、自分がどのように考え方を改めても改善出来ないものなのかどうかということを良く考えてみてください。
たとえば人間関係が理由なら、自分が潤滑油となって空気を良くしてみたり、自分の悪いところを改善するように心がけていい人間関係を築けないかどうか考えてみましょう。
そして、それを考えたのであれば是非実践してみてください。そうして自分から行動を起こしてみると、全体がそれに呼応して、人間関係の課題なんてすぐに解消されたりもします。
もちろんそれは人間関係以外の事でもです。もしそれで改善されたら転職する意味もないですよね。ですから、もしネガティブな転職理由が浮かんだ場合、これを考えて、考えが浮かんだら実践してみてください。
3.今より悪くなることも想像して考えよう
それでも打開策が浮かばなかったら、転職して今よりも状況が悪くなることも考えてみてください。転職をして、今よりも状況が悪くなるなんていうことも良くある話です。
もし今と同じような仕事しかさせてもらえず、それでいて今よりも労働時間が長くなり、さらに給料も下がる。そんなような状況になった時に自分は耐えることが出来るでしょうか?
それでも今の職場よりはそちらにいきたいと思えるでしょうか?たとえ今より悪くなるところがあっても、それでも今のところからはいなくなりたいと思えるのであれば、それは転職するしかないでしょう。時間をかけてよく考えてみてください。
しっかりと自分と向き合おう
以上、看護師転職をするかどうか迷う時に考えるべき3つの事のご紹介でした。大切なことはしっかりと自分と向き合うことです。
自分と向き合っていけば、自然とこれらのことは考えられ、自然と答えは出るはずです。後悔しない選択をするためにも、時分と向き合っていきましょう。